10/8の読書日記

今読んでいるのは『歴史がおわるまえに』(與那覇潤/亜紀書房)。 メディア: この商品を含むブログを見る 半分くらいまで読み進めた。歴史学の基礎知識が皆無に等しいので、あまり理解できていないとおもう(前半は学部生・院生向けの講座を基にしているの…

【読書感想】『勉強の哲学』× 禅の思想

『勉強の哲学』とは「円相」である 言語は環境依存的な性質を持つがゆえに、言語に囲まれて生きている人間もまた何かしらの環境に依存している。依存しているといっても、その環境はさまざまである。オタクにはオタクの言語・環境があれば、学者には学者の言…

【読書感想】ドリアン・グレイの肖像(The Picture of Dorian Gray)

書店でのバイトを始めてから二ヶ月が経った。勤務先まで電車で片道1時間弱かかるので、それを読書の時間に充てている。これまでは教養系の本を読むことが多く、文学作品に触れる機会が滅多になかった。古典的名著と呼ばれるものも少しは読んでおかないといけ…

まとめサイトの使い方から自由意志を考える。

最近ふとおもったことがある。例えば、私たちは大阪駅周辺の飲み屋を探す場合、「食べログ」や「ホットペッパー」を利用する。縦にずらずらと並べられる数々の飲み屋。駅周辺の飲み屋がことごとく網羅されている。 人気順(高評価順)に並べ替えれば、人気店…

【読書感想】日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか

日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書) 作者: 内山節 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2007/11/16 メディア: 新書 購入: 7人 クリック: 37回 この商品を含むブログ (55件) を見る 最近読んだ本のなかで一番おもしろかった。2017年の…

【読書感想】中勘助『銀の匙』

中勘助は東京帝国大学に在学中、夏目漱石の講義を何度か受けていた。あるとき、原稿の閲読を漱石に請うたところ、これが「珍しさと品格の具はりたる文章と夫(それ)から純粋な書き振」と絶賛される。そして、漱石がみずから東京朝日新聞社に連載を依頼した…

【読書感想】梅棹忠夫『知的生産の技術』

知的生産の技術 (岩波新書) 作者: 梅棹忠夫 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1969/07/21 メディア: 新書 購入: 34人 クリック: 460回 この商品を含むブログ (297件) を見る 書かれたのが1968年ということもあって、「元祖ライフハック」として有名な本だ…

「民主主義」「平等」の欺瞞。

ようやく卒論がひと段落したので、これまで怠っていた読書に少しずつ時間を割き始めた。すぐに読めるような軽い本を、ということで選んだのがこれ。 反・民主主義論 (新潮新書) 作者: 佐伯啓思 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/10/14 メディア: 新書 …

リンゴ生活を4日間続けた。

1日目 13:00 1こ 15:30 0.5こ 18:30 0.5こ 20:30 0.5こ 22:00 0.5こ サンふじを箱買いした。 蜜が程よく入っていてシャキシャキおいしい。梨に近い。 お昼をまわったあたりからネットで食べ物の写真を見かけるたびにちくしょーと思うようになる。パンが食…

文学とレディオヘッド。

Radiohead - There, There In pitch dark I go walking in your landscape Broken branches trip me as I speak Just because you feel it doesn't mean it's there Just because you feel it doesn't mean it's there There's always a siren singing you t…

好みの問題

先日、twitterにて、あるフォロワーさんがこんなツイートをしていた。 「好みの問題」というワードを使う人とは音楽の話をしたくない。「好みの問題」で全てを解決した気になるのは程度が低すぎるのではないか。(要約) 100%同意できる。この手の話は、別に…

8/11の日記 下鴨納涼古本まつり

公開講座から1日置き、糺ノ森というところで行われる古本まつりに行ってきました。 写真を撮るのを忘れるくらい楽しかった…。 この1枚だけ…。 道の両脇にテントがずらーっと並んでて、かなり見応えがありました。 一般書だけでなく、雑誌、漫画、絵葉書、…

8/9 京都探検記

この日のメインは京大の公開講座。 どうせならと思い、自宅を早めに出て、あらかじめ古書店が多いと話に聞いていた寺町京極・寺町通を歩いて行った。気になる店がめちゃくちゃ多い。 其中堂 商店街の中にある古書店。 仏教書がメインで、店頭のワゴンに社会…

人はなぜ不安になるのか

今に始まった事ではありませんが、日々思ったことをすぐにつぶやけるツイッターを代表として、ネットは多くの情報で溢れています。それらのなかでも、愚痴や罵倒など、見ていてあまり気持ちのよくない言葉というものは特に目につきやすい。こういった言葉を…

【読書記録】資本主義の預言者たち

今回取り上げるのはこの本。 資本主義の預言者たちニュー・ノーマルの時代へ (角川新書) 作者: 中野剛志 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川マガジンズ 発売日: 2015/02/06 メディア: 新書 この商品を含むブログ (4件) を見る この本は2009年に出版された『恐怖…